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韓国

2024年01月05日

 

 

皆様こんにちは
からだ元気治療院東京オフィス毎原です。

 

先月ご縁があり韓国の「許 浚(ホ・ジュン)」博物館に行ってまいりました。

 

 

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許 浚(ホ・ジュン)は、李氏朝鮮時代の医者。

東医宝鑑』の著者として知られる方です。

 

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東医宝鑑』は全25巻で構成されており

内容は以下です

 

序 目録(上下2巻)

内景篇(全4巻) 内科に関するもの

外形篇(全4巻)外科に関するもの

難病編(全11巻)その他、疫病婦人科小児科に関するもの

  • 巻1 天地運気、審病、弁証、診脈、用薬、吐、、下
  • 巻2 風、寒(上)
  • 巻3 寒(下)、暑、湿、燥、火
  • 巻4 内傷、虚労
  • 巻5 霍乱、嘔吐、咳嗽(がいそう=せき
  • 巻6 積聚(せきしゅう=胃けいれん)、浮腫、脹満(腹が膨れる病気)、消渇、黄疸
  • 巻7 瘧疾、瘟疫(急性の流行病)、邪祟、癰疽(ようそ=悪性の腫れ物)(上)
  • 巻8 癰疽(下)、諸瘡
  • 巻9 諸傷、解毒、救急、怪疾、雑方
  • 巻10 婦人
  • 巻11 小児

湯液編(全3巻) 薬物に関するもの

  • 巻1 湯液序例、水部、土部、穀部、人部、禽部、獣部
  • 巻2 魚部、蟲部、果部、菜部、草部(上)
  • 巻3 草部(下)、木部、玉部、石部、金部

鍼灸編(全1巻)

 

 

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残念ながら当時使用していた鍼は展示されておりませんでしたが、

鍼を携帯していた入れ物は展示されていました。

 

1600年(日本では関ケ原の戦い)内医院御医に遷任

1604年(日本では江戸幕府の翌年)忠勤貞亮扈聖功臣に遇される

1610年「東医宝鑑」完成。

改めて鍼灸の歴史の長さを考えさせられる旅でした。

 

 

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最後はいつも通りおいしいもの食べて飲みました。(*^-^*)

 

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