スタッフブログ

シンプルな奥深さ

2023年02月28日

 

 

皆様、こんにちは!
FC本部の井村と申します。

 

前回は旬の食材を使った料理に挑戦しましたが、今回は私の好きなパスタ作りについて書かせて頂こうと思います。

 

作ったのはペペロンチーノです。パスタの基本はこれと言ってもいいくらいシンプルかつアレンジが効きます。
正式名称はアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノ。意味は『にんにくと油(オリーブオイル)と唐辛子』だそうですね…。びっくりするくらい直球なネーミング。

ブラックペッパーを炭に見立てたとされるカルボナーラとは大きな違いです。

ですが、それくらいシンプルで分かりやすくしかも美味しいのが魅力なのかもしれません。

 

材料は前述の通りにんにくとオリーブオイルと鷹の爪。簡単ですね。今回はパンチェッタも加えようと思います。

 

 

写真①

 

 

写真②

 

 

パンチェッタとは、塩漬けして乾燥させた豚肉です。それを燻製したのがベーコンになります。
これについてはまたの機会に…。

 

まずはにんにくです。ペペロンチーノは、にんにくの香りと鷹の爪の辛みを移したオリーブオイルをパスタと絡めて食べるものなので、どのように切るのかによって味が大きく変わります。今回はスライスにしました。

 

 

写真③

 

 

香りをしっかり出したいけど、にんにく自体の存在感も欲しい時はスライスにします。

「芽を取らないと焦げやすくなっちゃうんじゃ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、弱火で火を入れるのでそこまで神経質にならなくても大丈夫です。

もちろんどちらかと言えばとった方がよいですが(笑)
大さじ1強のオリーブオイルとともに、フライパンに入れ、火をつけます。

 

 

写真④

 

 

にんにくから泡が出てきたらごく弱火にします。後は鷹の爪も投入。自分は辛みが強すぎるのが得意ではないため、そのまま入れます。

鷹の爪も細かくしていくごとに辛みが強く出てきます。

辛いのが好きな方は輪切りにして、種も入れてみてください。

今回はアレンジで短冊切りにしたパンチェッタも入れていきます。

オイルに浸かった状態で基本いじらず放置で大丈夫です。どんどんオリーブオイルが美味しくなっていきますよ。

 

 

写真⑤

 

 

にんにくが色づいてきました。今回はフライパン1つで作るワンパンパスタにするので、水を入れてしまいます。

スパゲティ1人前に対して300mlくらいです。塩を2つまみほど、火加減は中火です。

ワンパン、いいですよね。洗い物も少ないし、簡単に乳化してくれるし。味がしっかりパスタに入ってくれるので、オイル系の場合はあえて固めに茹でたパスタをソースの中で仕上げるシェフもいるくらい理にかなっています。

 

 

写真⑥

 

写真⑦

 

 

お湯をかけながらフライパンの中にスパゲティが入ったら、あとは時折混ぜながら表記時間通り茹でれば完成です。

味見して少し麺が硬い場合や、途中で水が無くなりそうでしたら足しても問題ありません。

あとは冷めないうちに食べるだけ。大事です。

 

 

写真⑧

 

 

何度も作っているので馴染みのある味ですが、やはり美味しいです。イタリアの油そばだなんて例える方もいましたが、まさにその通り。

お酒を合わせるのもよいですが、〆にもなります。

シンプルで奥が深いペペロンチーノ、これからも自分なりに研究していきたいと思います。

 

 

 

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