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アグー?あぐー?

2023年11月13日

こんにちは!

からだ元気治療院の川村です。

 

冬の訪れがすぐそこまで来ていると感じる今日この頃ですが、

皆様は、いかがお過ごしでしょうか。

11月は立冬を迎え、冷え込みが強まり体調を崩しやすい月でもあります。

どうかお体に気を付けてお過ごしください。

 

さて、タイトルにもありますが、皆様は沖縄県のブランド豚に

”アグー”と”あぐー”の二種類が存在することを知っていますでしょうか?

先月、家族と沖縄観光をした際に「アグー豚のしゃぶしゃぶ」を食べたのですが、

そこで初めて”カタカナ表記”と”ひらがな表記”で違いがあることを知りました。

 

”アグー”は、沖縄県の在来豚のことを指します。

特徴は、黒い体色・小柄・体脂肪が多い・成長が遅い・繫殖力が低いなどがあります。

食味としては、臭みが少なく、グルタミン酸による強い旨味、甘い脂身が特徴的です。

また、コレステロールが一般的な西洋種に比べて4分の1程度でヘルシーだそうです!

戦後、遺伝子汚染など様々な理由で絶滅を危惧されていましたが、戻し交配を行うなどの

保全活動により、なんとか絶滅を逃れた非常に貴重な種なのです。

 

対して”あぐー”は、アグーと西洋種を交配させた豚のことで、沖縄県農業協同組合の登録商標です。在来のアグーの遺伝子を50%以上有することが基準の一つとなっており、

アグーの特徴である、成長の遅さ、歩留まりの悪さ、繫殖力の低さが補われた品種です。

見た目は一般的な豚に近く、あまりアグーの面影はありません。

食味にはアグーの特徴がしっかりと残っており、一般的な豚と比べると、

比較的霜降りが多く、甘味旨味が強く感じられる柔らかい身質だそうです。

 

私が訪れたお店では、「今帰仁アグー」というブランドを食べることができました!

非常に美味しかったのは言うまでもありませんが、

アクがほとんど出なかったことに驚きました。コレステロールが少ないからでしょうか?!

また、ポン酢やゴマダレで食べるのが勿体ないくらい旨味と脂の甘さが強く、

気がつくと全て塩で食べていたほどです!

 

 

 

皆様も沖縄を訪れた際は、カタカナ表記かひらがな表記かを気にしながら、

沖縄のブランド豚を食してみてはいかがでしょうか。

違いが発見できて面白いかもしれません!

 

 

 

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