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【酒場放浪記】寅さんご贔屓の酒場へ行ってきた!!

2024年05月27日

みなさん、こんにちは。

からだ元気治療院 スタッフの《黒帯911 GT3 RS》と申します。

先日、映画『男はつらいよ』でおなじみ、東京は葛飾区柴又へ行ってきました。

そういえば子供が「草だんご」を食べたいとこの前、言っていたからです。

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しかし、真の目的は…「酒場」。

そう、酒場へ行くことなのです。

とりあえず、さっさと草団子を買いに「柴又帝釈天参道商店街 神明会」へ。

「高木屋老舗」と「門前とらや」…

どちらのお店の草だんごにしようか悩んだ末、今回は「門前とらや」さんで購入。

さて、目的を果たしましたので…

小走りで駅まで戻ります。

柴又駅の改札を出てすぐ目に入る大衆酒場。 吉田類さんの「酒場放浪記」にも登場しており、 山田洋次監督や渥美清さんも訪れた老舗です。

屋号は『酒場 春』。

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女将さんと娘さんで切り盛りされているようです。

中はカウンターとテーブル席があり、カウンターはほぼ御常連の皆さんで満席。

私のような一見はテーブル席を案内されました。

先ず、「柴又ハイボール」ともつ煮を注文。

「柴又ハイボール」は焼酎の炭酸割り。

そしてこの店のもつ煮は「日本一うまい 煮込み」とメニューに書かれております。

出されたお通しは春雨サラダ。

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もつ煮を頂いてみると日本一かどうかは別として、丁寧に下処理された豚もつがたっぷりでたしかにいい酒肴です。

春雨サラダは至ってシンプル。

煮込み、春雨サラダを頂いたら…

次は「こまい干」を注文。

女将さんにこまい干の食べ方をレクチャーして頂き、美味しくい頂けました。

これは、酒の肴に最高です。

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最後の〆は「赤ワインのソーダ割り」と「たぬきオムレツ」。

普段、飲むときに注文することは無いメニューを今回は注文。

「たぬきオムレツ」とは揚げ玉の入ったオムレツとのこと。

料理が届くまで改めて店内を見回すと…

多くの俳優、芸能人が訪れたようで、様々な俳優さんと撮った写真や王貞治さんのサインも店内に飾ってありました。

王さんと下町酒場…結びつかない。

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そして、「赤ワインのソーダ割り」が到着。

飲んだ感じ…安価な赤ワインを炭酸で割った、想像通りのお酒で味も予想通り。

でも、ここは下町酒場、これでいいんです。

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その数分後に「たぬきオムレツ」が到着。

ちなみに寅さんの渥美清さんは「納豆オムレツ」が好物だったとか。

立ち寄られた際は必ず注文していたそうです。

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このオムレツ…ふわとろ感は一切なし。これでもかというほど火が入っているオムレツ。

レタスとナポリタンの上に大きな卵焼きのようなオムレツがのっている。

これはこれであり。これが下町酒場の料理ですよ。

そして、お会計。

また来ますと女将さんに告げ退店。

※ちなみに価格は柴又(下町)価格というよりは観光地価格の印象です。

それにしても柴又駅周辺…少しずつ再開発が進み前に来た時とは様変わりしていました。

駅前の寅さんの映画で見たあの雰囲気が良かったのに…。

まぁ、これも仕方ないでしょうかね。

再開発というと、壊した後には、そのほとんどが大手の居酒屋チェーンやカフェ等に置き換わってしまうものですが、たとえお店の作りは変わってしまっても、こういった味わいのあるお店が残って営業してくれているというのが酒場好きな私としてはうれしい限りです。

葛飾柴又へ行かれた際はちょっと立ち寄ってみるのも悪くは無いと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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